【お酒】急性アルコール中毒を見極める3つの特徴的な症状
会社員になれば、接待や付き合いの関係でお酒と共にする日が多くなるものです。
同僚との飲み会で、ついつい飲みすぎて記憶を飛ばすなど、お酒でニガい思いをしている人もいることでしょう。
アルコールは短時間に大量摂取すると「急性アルコール中毒」になります。こうした場合は、症状を見極めて早めに救急車を呼ぶなどの対応が求められます。
急性アルコール中毒になると、どんな症状が出るのかを知り対策に活かしましょう。
急性アルコール中毒を見極める3つの特徴的な症状について紹介していきます。
急性アルコール中毒の危険性とは?
急性アルコール中毒は、呼吸器官や循環器官、さらには脳にまで悪影響を与えるとても恐ろしい病気です。大丈夫だろうと放置をすると、最悪の場合命を落とす危険性もありますので注意が必要なのです。
急性アルコール中毒かどうかを見極めるポイントとして、「自力で立つことが出来ない」というものがあります。
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千鳥足でも自分で歩くことが出来ればまだ危険ではありませんが、自力で立てなくなったら、急性アルコール中毒の症状が出ていると判断しましょう。
意識がある時には、とにかく人肌程度のお湯を飲ませて、血中アルコール濃度をできるだけ薄めてあげます。
反応が無ければ急性アルコール中毒を疑おう!
酔ったまま寝てしまうことはよくあることです。しかし急性アルコール中毒の場合は、眠ったままでも何の反応がない場合が多いです。
眠っている状態で、頬をつねったりして相手が何かしらの反応をしてきた場合は、まだ大丈夫だと判断できます。少量のアルコールでも、寝てしまう人もいるからです。
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しかし、急性アルコール中毒の死亡で多いのが、寝ている最中に嘔吐をし喉に嘔吐物が詰まることによる窒息死です。
万が一のことを考え、仰向けではなく横に体を向かせて嘔吐をしても、喉に詰まらないような姿勢にさせましょう。
寝て起きない症状の場合の注意点
酔ったまま寝てしまった場合に注意しなければならない点が、「絶対に1人にしない」ことです。
呼びかけに反応していても、次第に意識が遠のいてしまう場合もあります。危ない飲み方をして寝てしまった場合には、もしものことを考えてそばにいてあげましょう。
もし痛みを与えても、ゆすっても起きる気配がなければ意識が朦朧としている状態だと判断できるので、すぐに救急車を呼んで対応してもらいます。
異変を感じる嘔吐の症状
体は大量のアルコールを受け付けた場合、体外に不要な分を排出しようとします。
そこで一番手っ取り早いのが口から出す嘔吐になりますので、アルコールを大量に摂取すると嘔吐するのです。
このとき、胃に残っている食物が全て出ても嘔吐が止まらなかったり、血が混じるような激しい嘔吐をした場合には急性アルコール中毒の可能性があります。
ただの嘔吐だと思っても油断は禁物です。嘔吐物が喉に詰まれば簡単に窒息状態になり、最悪の場合は窒息死してしまいます。
寝ていて嘔吐した場合は横向けにするなどして、喉に詰まらせないようにします。
このように、急性アルコール中毒では主に3つの特徴的な症状が出てきます。これらを素早く判断して躊躇わずに救急車を呼ぶことが出来るかどうかが、最悪の結果を回避するのに重要となるのです。
引き続き、「アルコール症状」を紹介していきます↓
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